子どもが安全に暮らせる家とは?

建物の完了検査を受け、無事「合格証」を頂いた時のお話。

色々な住宅やマンションを見てきた検査員の方に、

むとうの家はいつもキッチリとした家を建てているとお褒めいただいたきました。

 

そう言っていただくと誇らしい気持ちになります。

そんなお話の中で耳にしたのが

 

先日、関西圏内の戸建て住宅で小さなお子さんが

ベランダから落下して亡くなられたというお話。

 

「屋上広場または2階以上の階にあるバルコニーその他これに類するものの周囲には、

安全上必要な高さが1.1m以上の手すりまたは柵を設けなければならない」

(建築基準法施工令第126条)

 

と建築基準法上で高さの基準が定められていますが、

幼児がバルコニーから転落する事故が後を絶ちません。

 

建築基準法では1.1メートル以上と決められているので

ほとんどの住宅やマンションは守られているはずなのに

どうして落下するの?

 

 

 

 

 

 

ベランダに置かれている荷物や室外機によじ登り

そのまま転落をしてしまったり

手すり子の幅が制限されていないため、デザイン性を重視された

間隔の広い手すり子からすり抜けて落下してしまいます。

 

 

  • 大人は1.1メーートル以上、子供は80センチ以上
  • 手すり子の間隔は子供がすり抜けない「内法で11センチ以下」

 

 

0~5歳のお子さんは好奇心旺盛

「物をつかむ」「口に入れる」という行動があること

バランス感覚が未熟であることから

自宅内で過ごす時間が多いため、自宅での事故も

多くなります。

 

これから新しいお家を建てられる人

今戸建てやマンションに住まれている人も

 

子どもの事故を防止するためのちょっとした工夫が

必要になってきます。

 

建築士の我々もデザインも重視しながら

そういったお家の危険性についても考えながら

さらに住み心地のよい家のご提案をさせていただきます。

 

むとうの家に在籍している女性設計士たち

 

子育て中の女性建築士目線だからこそできる

家事や子育てのアイデアや工夫などのご提案も行っています。

 

新築戸建てやリフォーム等

お家の悩みや困りごとなどあればぜひともご相談ください。