子育て世代必見!子育てと家事を便利にしてくれる住宅設備の選び方をご紹介!

今回は、子育て中のご夫婦が新築戸建て住宅の購入を検討した際、実際に新居で生活する時に子育てと家事を便利にしてくれるような住宅設備の選び方をご紹介したいと思います。

新築戸建て住宅の購入時には、建物の外観イメージや間取りと同じくらい「どの住宅設備を導入するのか?」ということに迷ってしまうものです。さまざまな住宅設備が登場している現在では、導入する設備によって生活の利便性が劇的に変わってしまうとも言われており、実際に住んでみてから後悔しないように、慎重に設備の特徴を調べる方が多くなっているのです。

こういった住宅設備選びに関しては「どういった機能がついていて、コストはいくらなのか?」などと言った感じで、設備のコストパフォーマンスをメインに検討する方が多いでしょう。しかし、同じ設備を導入したとしても、ご家庭ごとの状況が違ってしまうことから、実際に使用してみた後の感想がかなり異なるものなのです。特に、小さなお子様がいるご家庭など、子育て真っ最中のご家庭であれば、子供さんがある程度成長しているご家庭とは少し違った視点で設備選びをした方が良いのです。まだ小さなお子様であれば、「何が良くて何が悪いのか?」ということも分かっていませんので、お子様の行動で厳しく叱ってしまい、それを後悔してしまうというお母様も多いのです。

そこでこの記事では、子育て真っ最中の方に向けて、新築一戸建ての購入を検討した時の住宅設備選びのポイントをご紹介していきます。

子育て世代の住宅設備選びはここが大事!

近年では、住宅設備の進化がかなり進んでいますので、選択する設備によっては毎日の家事を劇的に楽にしてくれる場合も少なくありません。そのため、住宅設備選びの際には、奥さん側の意見を重視して検討する方も多いです。
しかし、子育て真っ最中のご家庭であれば、家事の楽さだけで設備を選ぶのではなく、以下のようなポイントを重視することも重要なのです。そうすることで、家事の負担がより一層減って暮らしにゆとりができるなんてことも考えられます。

子供の『危険を回避』できる設備がオススメ

まだ小さなお子様であれば、何をするか分かりませんし、どこに危険が潜んでいるのか…と常に目が離せない存在となります。そのため、この時期は子育てが中心となってしまい、家事に専念しにくい…という声も少なくありません。

したがって、乳幼児期のお子様がいるご家庭であれば、親が安心して家事を行えるようにという考えの元、導入する設備を選ぶのがオススメなのです。例えば、お子様にとって危険な場所が多いキッチンなどには、チャイルドロック機能や誤って手を挟んでしまわないような配慮のある設備を導入するだけでも、親世代のストレスは大幅に軽減することができます。
他には、住宅設備の種類や配置によって、お子様のしつけやトレーニングに役立てることもできるようになるのです。例えば、手洗いのしつけなどでは、サニタリーとキッチンの位置を近くする等、動線面に工夫すれば、しつけと家事を効率よく進めていくことができるようになるでしょう。

現在では、本当に数多くの便利な住宅設備が登場していますので、「何を選べば良いのか分からない…」と困ってしまう方も少なくありません。特に子育て中のご家庭であれば、便利さだけに目を向けるのではなく、お子様の危険を回避し、さらにしつけやトレーニングも効率よく進めるための工夫が必要と覚えておきましょう。

具体的な住宅設備選びのポイントについて!

それでは、実際に新築戸建て住宅の購入を進めている方のため、子育て世代の方が注意しておきたい住宅設備選びのポイントを具体的にご紹介していきましょう。

子育ても考えたLDKにするためには?

それではまず、多くの時間を過ごすことになるLDKの設備選びです。キッチンで調理をするため、お子様から目を離したすきにいたずらをされた…怪我をした…などと言ったことは珍しくありませんよね。したがって、常にお子様の気配を感じることができるような工夫や、お子様が触れても危険が少なくなるような設備選びが大切です。

  • お子様の気配が伝わるキッチンレイアウト
    キッチンからリビングダイニングが見渡せるように、対面キッチンなどを導入するのは子育て世帯にオススメです。料理や後片付けをしている時でも、常にお子様に目を配ることができますし、お子様の異変にもすぐに気づくことができるようになります。
  • お子様に危険が少ない設備を選ぶ
    キッチン周りは、家の中でも特に危険なポイントが多い場所です。お子様の何気ない行動で、親世代がドッキリ・ヒヤリすることも珍しくありません。そこで、キッチン周りにはチャイルドロックなどの安全機能の付いた加熱機器を選ぶのがオススメです。特に、IHクッキングヒーターは、火を使わない設備ですので、安全性が高くなります。
  • 無駄に叱りつけなくて良い便利アイテムもある
    お子様がある程度成長した時には、壁に大きく落書きをしてしまう…なんていたずらをされることもあります。落書きは、創造性の表れでもありますので、頭ごなしに叱りつけるのもどうかと思いますが、掃除をしなければいけない身になると、怒りをどこに向ければいいのか…とストレスを抱えてしまいます。最近では、落書きをされたとしても簡単に消せるような素材の壁紙が登場していますので、いっそのこと落書きOKな壁紙を使うのもオススメです。お掃除の手間も省けますし、子供の自由な発想を育むこともできるでしょう。

家事としつけを楽にするためのサニタリー

水回りの設備に関しては、お掃除などの家事を楽にすることだけを考えるのではなく、お子様のしつけのためにもよく検討しておきたい部分となります。

  • 洗面以外のことも考えて洗面ボウルを選ぶ
    洗面台の洗面ボールなんて「何でも良い」と考えていませんか?しかし、子育て中のご家庭であれば、食べこぼしや外遊びなどで汚れてしまった服を洗ったり、おむつの予洗いなど、洗面ボールを活用する機会が非常に多いのです。大きめサイズの洗面ボールを選択しておけば、さまざまな用途に活用できるようになりますので非常にオススメです。また、最近の洗面ボールには、汚れの付きにくい素材を使ったものや、お掃除の手間が少なくなる形状など、使い勝手を考えられたものが登場していますので、そういったものを選ぶのもオススメです。
  • お子様と一緒に入浴することを考えたバス選び
    次はバスルームです。お子様が小さいうちは親と一緒に入浴するのが普通です。そのため、親子で同時に入っても狭くならない、湯冷めしないような工夫をされた浴槽を選択しましょう。最近では、浴槽内に段差がつけられており、ベンチのように座れるような場所が設けられたものも登場しています。こういったタイプであれば、大人が半身浴しながらお子様を見守るなんて使い方もできます。
  • 汚れが付きにくく掃除しやすいトイレがオススメ
    トイレトレーニング中のお子様の場合、トイレに間に合わない…加減が分からない…などと言った理由で、トイレ周りを汚してしまうことが多いです。したがって、トイレの床を清潔に保つためにも、汚れが付きにくく掃除がしやすいということを重視して選ぶのがオススメです。そうすることで、トイレ掃除のストレスも減ると思います。

何かと物が多くなる子育て中は収納が大切

子育て中のご家庭であれば、収納スペースにも目を向ける必要があります。お子様の成長に伴い、物がどんどん増えていきますので、すっきりと収納できるスペースを作っておくと非常に便利なのです。特に、お子様がまだ小さなときには、ベビーカーなどのかさばるアイテムも多いですので、どうしても家の中が散らかって見えてしまうのです。
したがって、大量の物があっても、サッと隠すことができるような収納スペースを作るのがオススメです。

☑玄関収納・土間収納

子育て世帯に非常に人気なのが『玄関収納』です。玄関収納を備えるだけで、玄関はもちろん、家全体をスッキリ片付けることができると人気なのです。
特に小さなお子様がいるご家庭であれば、大量の靴やベビーカー、お子様の三輪車や小型自転車、おもちゃなど、さまざまなもので玄関が散らかってしまう…という悩みを持つ方は非常に多いのです。玄関収納があれば、家に帰ってきたときに、そのまま片づけることができますので、お子様のしつけと同時に玄関を綺麗にできるというメリットがあるのです。
さらに、お子様が成長したとしても、カー用品やアウトドア用品、野菜やシーズン物を片付けておく場所に利用できるため、家の中に物が散らかるなんてことも少なくなります。他にも、床下収納や小屋裏収納など、さまざまな収納方法がありますが、お子様のしつけにも使える玄関収納は特にオススメです。

まとめ

今回は、子育て中の方が新築戸建て住宅の購入を検討した際、家事と子育て両面を考慮した住宅設備選びのポイントをご紹介してきました。この記事でご紹介したように、小さなお子様がいるご家庭であれば、ただ単に家事を便利にしてくれる設備を選ぶのではなく、「お子様の危険回避やしつけにも役立てることができるような設備は何?」という視点を持っておくのがオススメです。

小さなお子様は、ちょっと目を離したすきにいたずらをしてしまう…怪我をしてしまうなど、さまざまな問題を引き起こしてしまうものです。もちろん、それが子育ての醍醐味ではあるのですが、常に心配していなければならない状況になってしまうと、思わぬストレスで自分がダウンしてしまう…なんてことになりかねないのです。
せっかく新築戸建て住宅を購入するのであれば、できるだけ家事や子育ての負担が少なくなるような工夫を考えるのも良いのではないでしょうか?