給湯器にも種類がある!後悔しないためにおさえておきたい給湯器ごとの特徴について

こんにちは、住まいのアドバイザーむとうの家です。今回は、家庭に導入する給湯器の基礎知識についてご紹介したいと思います。給湯器は、キッチンやお風呂で使用するお湯を作ってくれる非常に重要な設備となりますので、どのような家を建てる時にも住宅設備として導入しなければいけません。給湯器については、「お湯を作ってくれる設備なら何でもいいのでは?」と考えている方もいるかもしれませんが、実はどの給湯器を選ぶかによって日々の生活の中での使い勝手や光熱費が変わってきてしまうのです。

特に最近では、一口に給湯器と言ってもお湯を作るためのエネルギー源から異なる物があるなど、選択肢が非常に多くなっているのです。そこでこの記事では、実際の給湯器選びを進める際に、皆さんが知っておきたい給湯器の種類ごとの特徴についてご紹介したいと思います。

給湯器の種類について

それではまず、国内の住宅で使用されることが多い給湯器の種類を簡単にご紹介しておきます。マンションなどの集合住宅であれば、設置スペース的な問題もあり、ガス給湯器が導入されることが非常に多いです。そのため、近年では『給湯器=ガス給湯器』というイメージを持っている方が多いのではないでしょうか?

しかし戸建て住宅で考えた場合、さまざまな給湯器の候補が存在しており、導入費用や光熱費、日々の使い勝手などを総合的に検討し選ばなければならないのです。現在、以下の4種類の給湯器が主流となっており、お湯を作るためのエネルギー源や給湯方式がそれぞれ違ってきます。

  • ガス給湯器
    ガスをエネルギー源とした給湯器です。小型で壁掛け設置可能など、設置のためのスペースに困らないのが特長です。お湯は必要な時に必要な分、沸かすシステムとなります。
    燃料:ガス、給湯方式:瞬間式
  • エコキュート
    電気をエネルギー源とした給湯器です。ヒートポンプと貯湯タンクの設置が必要になるため、設置のための場所を確保しなければいけません。あらかじめ一日に使用するお湯を貯め置きし、必要な時に供給するシステムです。
    燃料:電気、給湯方式:貯湯式
  • 石油給湯器
    灯油をエネルギー源としてお湯を沸かします。その場でお湯を沸かすタイプと貯め置きしておくタイプ両方が存在します。地方では石油給湯器を利用するご家庭がまだ多いです。
    燃料:石油、給湯方式:貯湯式or瞬間式
  • 電気温水器
    エコキュートと同じく電気でお湯を沸かす給湯器です。エコキュートの登場後は、電気温水器をエコキュートに入れ替えする方が増加しています。こちらも、その場でお湯を作るタイプと貯め置きするタイプが存在します。
    燃料:電気、給湯方式:貯湯式or瞬間式

現在、給湯器の選択肢として主流となっているのはエネルギー源が『ガスor電気or石油』のタイプです。他にも太陽熱を利用するものや薪や練炭などを利用するボイラーなどをエネルギー源とするものもあるのですが、現在ではあまり利用されません。
これらの給湯器に関しては、エネルギー源が異なりますので、それぞれの特徴もかなり違ってきます。以下で、給湯器ごとの特徴もご紹介しておきましょう。

給湯器ごとの特徴

それでは、現在家庭の給湯システムとして選ばれることが多い4種類の給湯器の特徴をご紹介していきましょう。給湯器と聞けば『ガス給湯器』をイメージする方も多いのですが、オール電化住宅が増加している近年では、電気をエネルギー源とするエコキュートの人気が急上昇しているのです。
特に給湯器は、どれを選ぶのかによって日々の光熱費がかなり違ってきますので、「どれでも良いでしょ!」なんて考えずにしっかりと検討するのがオススメですよ。

ガス給湯器の特徴

まずガス給湯器からです。マンションなど、給湯器の設置スペースが少ない場所でも省スペースで導入できることが人気となり、普及率が非常に高い給湯器となっています。

ガス給湯器の仕組みは、ガスコンロでお湯を沸かすときの延長線上にあると考えていただければわかりやすいです。コンロでお湯を沸かすときには、ヤカンなどに水を入れて、火にかけてお湯にするのですが、ガス給湯器の場合、水を流したパイプをガスで火をつけたバーナーで加熱し、そこを通過する水の温度を上げてお湯にするという仕組みになっています。
温度調整は、バーナーの火力を上げたり下げたりすることで、実際に使用するお湯の温度を調整します。家庭で使用する場合には、キッチンなどに取り付けられるリモコンで温度設定をすれば、設定した温度のお湯が出るようになります。

☑ ガス給湯器の種類

同じガス給湯器でも、いくつかの種類が用意されています。ガス給湯器は、号数と呼ばれる給湯の力を表す数値でいくつかの種類に分けられます。基本的に号数の大きなものほど給湯能力が高くなるのですが、必要以上に大きな給湯能力の物を導入すれば、余計な給湯コストがかかってしまうので注意しましょう。一般的な号数の違いによる能力が以下のようになっています。

引用:リンナイ公式サイト

家庭でガス給湯器を導入すると決めた場合、「同時に給湯するのは何箇所?」ということを考え決めれば良いでしょう。例えば、単身用マンションなどでは『16号』、4人家族で使用する場合は『24号』がオススメなど、ある程度の基準がありますので、良く分からない場合はご相談ください。他にも、ガス給湯器に付属されている機能により『全自動タイプ(フルオート)』と『自動タイプ(オート)』の2種類が用意されていますので、日々の生活で給湯器に搭載されていてほしい機能があれば、機能面もよく考えましょう。一般的にフルオートタイプの方が数万円程度高くなります。

※冬の寒さが厳しい…という地域の方であれば、メーカー推奨のサイズよりもワンランク上の物を選んでおくのがオススメです。

エコキュートの特徴

次は電気をエネルギー源としたエコキュートです。エコキュートは、販売開始が2001年と、他の給湯器と比較するとまだまだ新しい給湯器です。しかし、その給湯コストの安さや環境負荷を低減できるといったメリットから、2018年には総出荷台数が600万台を超えるなど、非常に高い人気を誇っています。エコキュートは、エアコンにも使用されているヒートポンプ技術が採用されており、大気中の熱を効率よく利用することや貯湯式の給湯システムであることから格安の夜間電力を活用することができることでその給湯コストの安さを実現しています。

仕組みとしては、同じ電気でお湯を沸かす電気温水器に似ていると考える方も多いでしょうが、エコキュートはヒートポンプユニットと呼ばれるエアコンの室外機のような機器を活用して効率よくお湯を作ると言う点が大きく違います。電気温水器は下でも紹介しますが、ヒーターでお湯を温めるという仕組みで、この違いからエコキュートの給湯コストは電気温水器の約1/3にまで下がると言われているのです。
また、エコキュートは、沸かしたお湯を貯湯タンクに貯め置きしておき、お湯が必要になった時にはタンクから供給するという仕組みになっています。このことから、電気代が安い深夜帯にまとめてお湯を作りタンクに貯め置きするという使い方ができるようになるため、ガス給湯器などよりも給湯コストを削減できると言われるのです。なお、エコキュートを使用する場合には、電力会社との契約を「深夜帯が安くなるプラン」に切り替えなければ、上記のメリットは得られません。この場合、昼間の電気代が割高になってしまうため、深夜電力を利用したほうが総合的に安くなるのかをきちんとシミュレーションしておきましょう。ご家庭のライフスタイルで、昼間に良く電気を利用する…というご家庭の場合、電気契約を切り替えることで、逆に光熱費が高くなった…なんてことも考えられます。

☑ エコキュートの選び方

エコキュートは、他の給湯器よりも給湯コストが安いという点が大きなメリットです。しかし、ガス給湯器など壁掛けで設置できるような給湯器ではなく、設置のためにはそれなりに広いスペースが必要になるので注意しましょう。また、実際にエコキュートを導入する場合には、家族構成やライフスタイルから貯湯タンクの大きさをしっかりと検討しなければいけません。一般的には、

  • 2~4人家族:300Lタイプのエコキュート
  • 3~5人家族:370Lタイプのエコキュート
  • 4~7人家族:460Lタイプのエコキュート
  • 5~8人家族:550Lタイプのエコキュート

上記のように、家族構成からタンクサイズを選択するのが推奨されています。ただし、3人家族でも全員がスポーツをしており頻繁にシャワーを浴びるなどと言ったライフスタイルの場合、ワンランク上のタンクを選択するなど工夫が必要です。エコキュートのタンクサイズ選びに失敗してしまうと、頻繁にお湯切れを起こしてしまい、電気代が高い時間帯に沸き増しが必要になるため、給湯コスト削減効果が得られなくなってしまうのです。
他には、『給湯専用・オートタイプ・フルオートタイプ』など機能の違いや、地域的な特性を検討しそれに最適なエコキュートを選択しましょう。例えば、外気を取り込んでお湯にするという仕様上、冬場は極端に外気温が下がる寒冷地などは、寒冷地仕様のエコキュートを導入するなど、いくつかのポイントが存在するのです。

電気温水器の特徴

電気温水器は電気をエネルギー源としてお湯を沸かす点ではエコキュートと同じです。一般家庭に導入される電気温水器は、エコキュートと同じく貯湯式の給湯器となり夜間電力を活用できるというメリットがあります。一部ホテルなどで使用されるタイプは、瞬間式のものが存在します。

お湯を沸かす仕組みについては、電熱ヒーターを利用してお湯を沸かすものと、熱交換器を使用するという2種類が存在します。また沸き上げ方式も以下の2種類があります。

  • 積層沸き上げ方式
    こちらは、タンク内を水で満たし、タンク上部につけられたヒーターを使ってお湯を沸かします。水はタンク下部から供給する方式で、タンク内は上部にお湯、下部に水という状態がつくられ、必要な量を効率よく沸かしていくという方式になります。
  • 対流沸き上げ方式
    タンク下部にヒーターを取り付け、タンク下部から供給される水をお湯にします。そしてタンク内を滞留させることで、全体を同じ温度のお湯にするという方式です。

電気温水器はヒーターを使ってお湯を作るため、環境負荷などは少なくなるのですが、タンク容量が大きくなればお湯を作るのに時間がかかる…、ヒーターのみでお湯を沸かすためエコキュートよりも大量の電気が必要になるなどのデメリットが存在します。最近では、電気をエネルギー源とした給湯器として、エコキュートの方が人気が上と言えるでしょう。

電気温水器も、エコキュートと同じく、タンク容量によって推奨家族構成が決められていますので、ご自宅のお湯の使用量などを考えて機種を選びましょう。

石油給湯器の特徴

むとうの家がある大阪市など、本州の都市部などではあまり採用されることが無い石油給湯器ですが、北国などの寒冷地では非常にメジャーな給湯器となっています。あまりイメージが無いかもしれませんが、実はランニングコストが低いという特徴があり、地域によっては石油給湯器がファーストチョイスになる場合もあるのです。ただし、給湯器に使用する灯油をちょくちょく購入しなければならない…、給油が面倒など、日々の使い勝手があまりよくないのはデメリットになるでしょう。

仕組みとしては、タンクに燃料となる灯油を溜めておき、その灯油を燃やすことでお湯を沸かすという給湯器になります。ちなみに、配管内を流れる水を加熱してお湯を作る瞬間式と熱交換器を利用する貯湯式の2種類があるのですが、現在では瞬間式の石油給湯器が主流となっています。瞬間式の石油給湯器については、ガス給湯器の仕組みとほぼ同じで燃料がガスか?石油か?の違いしかありません。瞬間式の給湯器の場合、水道の水圧を保ったままお湯を供給することができるため、高圧なシャワーが使えるというのが大きなメリットです。

石油給湯器を選ぶ際には、出力や機能などを参考にして選ぶようにしましょう。大容量の物を選択しておけば、使用中に困る…なんてことはありませんが、その分本体価格が高くなってしまい、導入コストが割高になってしまいます。

まとめ

今回は、それぞれの給湯器の特徴についてご紹介してきました。この記事でご紹介したように、一口に給湯器と言っても、いろいろな種類が存在しており、どれを選ぶのかによって使い勝手や光熱費がかなり違ってくるのです。最近ではオール電化住宅が増加していますが、その場合でも選択肢はエコキュートと電気温水器の2種類が存在しているため、導入する住宅設備選びは慎重に行わなければいけません。

皆さんからすれば「どの給湯機が一番いいのか?」ということが気になると思うのですが、単純に「〇〇を選ぶのが正解!」とは言えないのが難しいところです。給湯器は、住んでいる地域の気象条件や家族構成、ライフスタイルなどによってオススメ出来る種類が変わってきますので、まずはご家族の中で譲れないポイントを考えるのが重要です。それをもとに、販売店や施工業者に相談することで、家庭に最適な給湯器を選定してくれるはずです。

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