木造軸組構法の採用

むとうの家が採用する木造軸組構法とは

木造住宅の工法には在来型工法の「木造軸組構法」と「ツーバイフォー工法」がありますが、むとうの家では柱と梁の軸組による構法「木造軸組工法」を採用しています。。

在来工法である「木造軸組構法」は数多くのハウスメーカーや工務店が採用しており、長い歴史と実績がある工法ですので、伝統工法・在来型工法と呼ばれる事もあります。

在来工法、木造軸組工法、伝統工法などいろんな呼び方がありますが意味は全く同じです。

この方法の特徴はツーバイフォーのような設計上の制限が少ないことにあり、仕上がり後の住宅の外観は他のものとあまり差はありません。

ただし、昔からの工法をそのまま引き継いでいるわけではなく木造軸組工法も長い年月と実績をかけて様々な技術で進化しており、ツーバイフォー工法と比べて工法での優劣ではなく、施工会社の技術と経験というところが仕上がり具合の大きな割合を占めます。

木造軸組工法のメリットとデメリット

木造軸組工法のメリット

ツーバイフォー工法と比べて木造軸組工法のメリットは簡単に以下のようになります。

  • 伝統的・現在でも一般的な工法のため、木造住宅を手がける建設会社のほとんどが対応可
  • 耐震性向上によって増やした壁量の影響を減らし、出入り口の幅を大きく取ることができる
  • 間取りの変更や改造をしやすく、将来の改築時の自由度が高い
  • 間取りの変更同様、法律下において、将来の増築も可能
  • 真壁造りにすることにより、木本来の調湿効果を実感できる
  • 真壁造り(柱・梁現し)ができるため、内装に木の良さを表現できる
  • 建設会社のほとんどが、この工法のために部材類を豊富にそろえている

木造軸組工法のデメリット

ツーバイフォー工法と比べて木造軸組工法のデメリットは簡単に以下のようになります。

  • 大工の手間が大きいため、ツーバイーフォー工法などに比べるとやや割高
  • 大工負担が大きいため、ツーバイフォー工法に比べて工期がかなり長くなる。
  • 耐震性能ではツーバイフォーと変わりはないが、揺れは多少大きく感じることがある。
  • ツーバイフォー工法のようにパッケージ化されているわけではないので、施工会社によって仕上がりに差がある。

当社がツーバイフォーではなく木造軸組工法を採用するワケ

むとうの家では25年にわたって木造軸組工法を採用しているため、木造軸組工法の最大のデメリットである仕上がり面という部分に関しては多くの経験と実績をもとに確かなものを作り上げてまいりました。

耐震性という部分でもツーバイフォー工法に劣らないため、『木材本来の調湿効果』や『自然素材の家』といった部分を重要視し、なにより住み心地という部分においてお客様に妥協して欲しくないという重いから木造軸組工法を採用しております。

その他、ツーバイーフォー工法との差、実際の施工事例などご用意しておりますので、ご不明な点ございましたらお気軽にお問い合わせください。