新築住宅につけておきたい住宅設備!ほんのちょっとの工夫で快適さがまるで違う!

今回は、これから新築戸建ての購入をご検討中の方のため、経験豊富なむとうの家のスタッフが独断と偏見でオススメする『新築には絶対につけておきたい!』と思える設備をご紹介していきます!

憧れのマイホーム購入時には、建物の外観デザインや生活動線を考えた間取り作りが非常に重要です。特に間取りに関しては、10年、15年先の家族構成やライフスタイルのことまで考慮して考えておくべきと言われており、検討しなければならない項目が意外に多くて、理想の家づくりはなかなかに難しい…という声が多いです。もちろん、家の購入にかけられる予算にも限界がありますし、すべての理想を取り込んだ家を作るということは非常に難しいと考えておくべきでしょう。まずは、ご家族でしっかりと話し合いの場を設け、新築住宅に求める条件をピックアップしていくことからスタートしましょう。そして、それぞれが出した意見の優先順位をしっかりと決めておくことで、家づくりがスムーズに進むようになるのです。

ただし注意が必要なのは、新築時に取り付ける細かな住宅設備に関しては、予算の問題で後回しになってしまう…ということが意外に多いということです。ライフスタイルが多様化している現在では、ご家庭ごとに必要となる住宅設備が全く異なるようなことが多いのですが、それでも、「あったら絶対に便利!」と言える共通のお勧め設備というものは存在しています。
そこでこの記事では、むとうの家のコーディネーターが考える、家事や子育て、家族の安全性を考えて、新築にはつけておきたいとオススメ出来るいくつかの住宅設備をご紹介します。

家の快適さが変わる!あったら便利な住宅設備

それでは早速、新築住宅の購入をご検討中の方のため、導入すれば「家の快適さがまるで変わる!」と言えるいくつかの設備をご紹介していきましょう。ここでは、太陽光発電や家庭用蓄電池など、大型で高額な設備に関しては省いてご紹介していきます。太陽光発電や家庭用蓄電池に関しては、非常に便利な設備であることは間違いないのですが、家購入の予算が大幅に上がってしまうような高額な設備ですし、誰にとってもオススメとは簡単に言えないのも事実ですね。

こういった大型設備に関しては、以前別の記事でまとめていますので、以下の記事もご参照ください。

関連記事:太陽光発電の設置は新築時に行うのが良い?そもそも太陽光発電は必要なの?
関連記事:近年注目されている『家庭用蓄電池』。家庭用蓄電池は誰にとってもオススメの住宅設備なのか?

①人感センサー付き外部照明

最近では、新築住宅の標準装備にしているハウスメーカーも増えているなど、非常に利便性が高く、防犯効果も期待できるという設備になります。

人感センサー付き外部照明は、人が近づくだけで照明が点灯するというもので、外部照明をこのタイプにしておけば、夜遅くに帰ってきたときに、足元も安全ですし鍵を取り出すなどの作業も楽になります。人感センサーが無い場合、暗くなれば常に照明をつけておくといった対処をして、寝る時に証明を落とすなどと言った対応になります。しかし、この対応ですと、無駄な電気代がかかる…、住人が就寝したと外部への知らせになるなど、さまざまな問題が生じてしまいます。

人感センサーがあれば、こういった問題点を全て解消する事ができますので、とてもオススメです。さらに最近では、玄関ホールの照明も人感センサー付きにしたいという要望も増えていますし、防犯性を高めたいというのであれば、人感センサー付き照明はオススメです。
ただし、玄関ホールなどの照明に関しては、お子様に「使わない時は電気を消す!」という習慣づけのため、ない方が良いと考える方も多いようです。人感センサーに慣れてしまうと、「電気は勝手について勝手に消える」という認識になってしまうのが教育上よくないという考えですね。この辺りは、ご家庭ごとの教育方針ですし、よく相談して決めると良いでしょう。

②宅配ボックス

これは非常にオススメです。大きなマンションなどになると、部屋ごとのポストとは別に、住人共用の宅配ボックスが設置されている物件が増えていますね。なんでもインターネット通販で購入できるような時代になった現在では、不在時でも荷物を受け取れる宅配ボックスは非常に便利です。そして、宅配ボックスに関しては、戸建て住宅用の物が開発されており、新築時に取り付けることが可能なのです。

ネットショッピングを多用される方で、夫婦共働きのため、なかなか荷物を受け取る事ができない…なんてご家庭であれば、ぜひ新築時に取り付けておくことがオススメです。サイズ指定こそありますが、ある程度の大きさの荷物であれば、昼間、家に誰もいなくても受け取ることができ、再配達を依頼する手間などがなくなります。
さらに見落とされがちな宅配ボックスのメリットとして、実は非常に高い防犯効果を持っているという点もポイントです。最近では、宅配業者を装った押し込み強盗の様なものも増えていますし、小学生ぐらいお子様一人で留守番をさせている場合、荷物の受け取りはさせたくない…と考えてしまう方も多いです。宅配ボックスがあれば、お子様一人で留守番している時は、「受け取らなくても良い」と指示できますし、危険な目に合わせるリスクを大幅に削減することができます。

③玄関錠を電気錠に

玄関の鍵は、ほとんどの方はカギ穴が付いているシリンダーキーに慣れてしまっているのではないでしょうか?

しかし、最近の新築業界では、防犯性を高めるという目的で、カードキーなど、カードをタッチするだけで開錠する電気錠システムにする方が増えています。カードキーは、新しめのホテルの鍵をイメージするのが分かりやすいと思います。他にも、自動車のキーのように、ポケットに入れているハンドルのボタンを押すだけで開錠できるポケットキーも人気です。

こういった電気錠システムにしておけば、表にカギ穴がなくなりますので、ピッキングによって空き巣に入られる…などと言ったリスクがなくなります。もちろん、利便性の面で考えても、お買い物帰りで荷物で手を離せない…なんて場合でも、簡単に開錠することができるという便利さがあります。電気錠システムは、防犯性・利便性の両方を向上させる非常に有効なシステムですので、とてもオススメです。
なお、カードキーなどの電気錠システムは「カードを紛失したらどうするの?」と言った質問を良く受けます。こういったシステムは、機械に登録されたカードのみで開錠できるようになっていますので、カードを紛失した場合、予備として持っているカードを再登録すれば、紛失したカードでは開錠できませんので安心です。また、鍵メーカーから、カードのみを購入することができますので、「子供にもカードキーを持たせる」「予備が少なくなった」などと言った場合でも特に困ることはありません。

なお、デメリットとしては、電気錠システムには、電池を利用する「電池錠」と、家の電気で動く「電気錠」があり、後者の場合、停電するとカードでは鍵が開かなくなってしまうのです。もちろん、非常用のシリンダーキーもありますので、鍵自体は開けられるのですが、予備のシリンダーキーも常に持ち歩く必要はあると考えておきましょう。

④タッチレス水栓

主婦目線で考えた時、密かに人気になっているのが『タッチレス水栓』です。これは、デパートや駅のトイレなどにあるような、手をかざすだけで水が出る水栓のことです。

例えば、毎日の料理を考えた場合、手が汚れている状態でレバーを操作して水を出すのが不衛生だ…と感じてしまう方は多いのではないでしょうか?タッチレス水栓であれば、手をかざせば水が出ますので、調理や洗い物をすることを考えた場合、本当に劇的に快適に使えるようになります。ただし、通常の水栓には必要のない配線が絡んできたり、水栓本体の定価もそれなりにしますので、初期費用がどうしても高くなる…という点はデメリットです。

新型コロナウイルス感染症のことを考えた場合、手洗いなどに非常に便利になりますので、かけるべきお金だと思いますよ。よく言われることで「蛇口を回して水を出す⇒手を洗う⇒蛇口を回して水を止める」という流れでは、水を止める時に結局汚染されてしまう…という問題が残るのです。タッチレス水栓であれば、こういった問題も解消でき、非常に衛生的です。

⑤食洗機

最後は『食洗機』です。これは紹介するまでもないかもしれませんね。毎日のお料理は特に苦痛ではない、お菓子作りが趣味で休日はお菓子を作っている、なんて方でも、実は「食器洗いだけは嫌い…」という方は非常に多いです。そのため、女性の多くは、新築住宅には絶対に食洗機は導入したいと考えている方が多いです。そして、この食洗機という設備は、本当に家事を劇的に楽にしてくれる、オススメ住宅設備と言えます。

新築住宅のオプションの中に、食洗機は必ずあると思いますので、旦那さんが「いらないでしょ…」と言っても、この設備だけは絶対につけておいた方が良いですよ。なお、食洗機は、メーカーによって使い方など、勝手がかなり違いますので、ショールームなどで直接使用感を試してみるのがオススメです。
例えば、食洗機が引き出しみたいに出てくる『スライドオープンタイプ』と手前にパネルが開いて出てくる『フロントオープンタイプ』の2種類がありますし、普段の家事導線を考えた場合、どっちの使い勝手が良いのかは奥様側がしっかりと判断すべきです。

食洗機は、設備オプションの中でもトップクラスの人気を誇りますので、つけておいた絶対に後悔はないと思いますよ!

まとめ

今回は、新築住宅に取り付けると、家の快適性が全く変わるオススメ住宅設備をご紹介してきました。この記事では、むとうの家のコーディネーターが独断と偏見で設備を選びましたが、この記事でご紹介した設備に関しては、ほとんどすべての方が導入しても後悔することはないと思います。

住宅設備の中には、「良いと聞いて導入したけど、全く使わなくて後悔した…」なんてものも多いので、自分たちのライフスタイルをよく考えて本当に必要な設備なのかをしっかりと検討しなければいけません。もちろん、この記事でご紹介した設備以外にもあなたのご家族にとって、非常に便利に利用できる設備はたくさん存在していると思います。近年の住宅設備は本当に進化しており、あるとないでは、劇的に生活の利便性が変わってしまうというものも多いです。家の購入時には、どうしても予算が気になってしまうものですが、予算の上限ばかりを気にして設備面をケチってしまうと、後々「失敗した…」と後悔してしまうかもしれません。

むとうの家では、お客様が家に求める性能や今後のライフスタイルをしっかりとお聞きして、必要と思える設備のご提案なども行っていますので、ぜひお気軽のご相談ください。なお、今回の記事ではご紹介しきれなかった設備も多いので、またの機会に第二弾をご紹介しようと思います!